ダウンボールとは?
それは羽毛ひとつの大きさです。
水鳥の体が大きくなるほどダウンボールも大きくなります。
そして、ダウンボールが大きくなるほど膨らみが大きくなるので空気を含む量が増えます。

形状としては、中心から放射線状に羽枝と小羽軸が伸びて、タンポポの綿毛によく似ています。
この小羽枝の太さは人間の髪の毛の太さの約1/20です。
羽枝を広げた羽毛同士が集まると多くの空気を保温することができて、それが保温層となり保温力を保てます。
羽毛は表皮の変形物で、皮膚から出るケラチン質の様なもので、爬虫類の鱗、哺乳類の毛に相当するんです。
ダウンボールが大きいほど、よりあたたかい羽毛布団になるわけです。
ダックとグースでは、グースの方が体も大きいのでダウンボールも大きくしっかりしている為、高値で取引されています。
羽毛の豆知識でした。